今日、カンブリア宮殿で「羽田市場」の代表がでてた。
羽田市場は鮮魚の通販を主要な事業としてる新興企業であることは、オヤジもしっていたが、その代表が、金なし、モチベーションなしの高卒フリーターであったことには、びっくりした。
ただそれ以上に、代表となった今でも、1年の3分の1は漁船に乗っていることには、もっとビックリした。
「現場に学び、現場に伝える」
システムエンジニアあがりの中間管理職のオヤジ、良いシステムづくりに、現場を知ることは欠かせないことはわかっているつもり。
でも現場をしるためのヒアリングには、それなりの経費がかさみ、その経費を使うだけのメリットがあることを説明するためのエビデンスをつくるのも結構大変。
その結果、なかなか賛同を得られない現場を知るための労力を、省略し、机上の空論でシステムづくりをおこなっていることが多いのではないだろうか?
「現場を知っているからこそ、他の会社には作れないシステムができる」
おっしゃる通りである。
情報システムは、あくまでも情報を伝える手段、システム開発を生業とするオヤジがいうのもなんだが、その手段がなくても伝わるなら、情報システムなんていらない。
でも現実はそうではない、情報システムには、距離に関係なく、たくさんの人に、素早く、正確な情報を伝えることができるという圧倒的なメリットがあり、これができないと現在の社会はなりたたない。
要は、情報システムをどのように使うのかが大事なんだと思う。
業務の情報をうまく流したいなら、どのような情報が現場で流れているかを把握すること、あるべき情報の流れを整理し最適化すること、プログラマーに、情報の流れを正確に伝えること、最後にできあがったシステムの使い方を利用者にちゃんと伝えること、これがちゃんとできたら、すばらしいシステムになる。
「そんなのわかってる」
でも、なかなか判ってることができない、まずは、どうしらみんなの賛同を得て、現場を知ることができるのか?もっと真剣に考えてみよう。
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